日本を代表するフュージョン・バンド。
マジック / Magic
1981年11月
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1.It's Magic 2.CHOU CHOW 3.I'll never forget you
4.Little mermaid 5.Larisa 6.Chase 7.Sunshine sunshine 8.Wandering
soldier 9.I LUV
U
10.かわいいテクノ |
THE SQUARE 5枚目のアルバム。 お洒落で遊び心満載なアルバム。 アルバム・タイトルにもなっているMagicのサックス・ソロが大好きで、上手く吹けないながらもコピーしたりしてました。 そう、サックスを持っていたんですね〜♪私。 結局、音を鳴らすだけのレベルで終わっちゃいましたけどね(苦笑)。
そんな青春の思い出も一役買って、このアルバムの評価はぐんと上がるわけであります。
このアルバムはかなりポップな作りになっております。 1,3,7,9,10はボーカル(キャサリーン)入り。今となってはボーカル入りのスクエアてのは、なかなかお目に(お耳に)かかれない・・・のでは? 若いメンバーということもあってか、多少荒削りのところもあるんだけど、そこがまたたまらなく良いのだよ。
アルバム発売当時(1981年)、田中と清水は20歳。青山学院大学生であった。キャサリーンは22歳。若さあふれるメンバー構成でしたな。
安藤まさひろ ギター
伊東たけし アルトサックス/リリコン
久米大作 キーボード 田中豊雪 ベース 清水永二 ドラムス/パーカッション
キャサリーン(デアーズ) ボーカル(1,3,7,9)
仙波清彦 コンガ/パーカッション(1,2,3,5,6,7,8,9,10) 御厨祐二 ギター(1,3,8) タモリ トランペット/ボーカル(?)(7,10) 中西ストリングス ストリングス(2,5) 金子マリ/タンタン/サンディー バック・ボーカル(1,7,10)
なんと、タモリが特別参加しているのである。
どういう縁故関係なのかはわからないが、なんともはや・・・である。 キーボードの久米大作は、名ナレーターでおなじみの久米明のご子息。
5.7.9.10は久米の作品(作曲)なのであるが(作詞はリンダ・ヘンリック)、YMOが彼にかなりの影響を与えていたようにみえるのは私だけであろうか?
10.かわいいテクノにいたっては、ボーカル陣に「矢野顕子風にお願いします。」と注文をつけたに違いない!(と、勝手に邪推してみるw)
フュージョン&ポップ&テクノ&ディスコ&ロック&ジャズとごちゃ混ぜ感もあるのだが、遊び心満載でいてスリリングな良いアルバムだ。
脚線美の誘惑
1982年11月
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1.ハワイへ行きたい
2.THE REST OF A ROMANCE
3.脚線美の誘惑
4.HEARTS
5.LOVE'S STILL BURNIN'
6.CHANGE YOUR MIND
7.BETWEEN
8.FULL CIRCLE
9.MEMORIES OF ALICE |
THE SQUARE 6枚目のアルバム。
ジャケットの美脚が素敵であります。
5枚目のアルバム「MAGIC」はボーカル曲が数曲あったが、
このアルバムでは 2.THE REST OF A ROMANCE 1曲だけとなり、
その後、ボーカル曲は作られなくなってしまう。
ある意味、分岐点となったアルバムですな。
キーボードの和泉さんが加わったことも、スクエアにとって大きな出来事でした。
安藤まさひろ ギター
伊東たけし サックス
田中豊雪 ベース
和泉宏隆 キーボード
長谷部徹 ドラムス
久米大作 シンセサイザー(6)
ドラムスの長谷部徹はなかなかの色男。それもそのはず、彼はジャニーズ事務所に所属してアイドルをしていた経歴を持つ。
長谷部の叩く姿は格好良かった。ビデオで何度もチェックしたものです。
うち水にレインボー
1983年5月
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1.HELLO GOODBYE
2.君はハリケーン
3.SABANA HOTEL
4.STINGRAY
5.HANK&CLIFF
6.黄昏で見えない
7.From 03 To 06 (Receivers)
8.カピオラニの通り雨
9.BARBARIAN
10.HELLO GOODBYE (Reprise) |
THE SQUARE 7枚目のアルバム。
夏にぴったりでさわやかなテイストの心地よい作りになっております。
HELLO GOODBYE はザ・ビートルズのカヴァー。
6.黄昏で見えない は松任谷由美の作曲。
松任谷由美はこのアルバムのトータル・コーディネイトをしている。
安藤まさひろ ギター
伊東たけし サックス/リリコン/フルート
和泉宏隆 ピアノ/シンセサイザー
田中豊雪 ベース/シンセサイザー/ドラムス(4)
長谷部徹 ドラムス/パーカッション
仙波清彦 パーカッション
伊藤広規 ベース(4)
EVE バック・コーラス(1)
Nitta Group ホーン(5,6)
8.カピオラニの通り雨 に合わせて詞を書いたりしたものさ。
アドベンチャー / ADVENTURES
1984年4月
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1.ADVENTURES (Prologue)
2.ALL ABOUT YOU
3.NIGHT DREAMER
4.SISTER MARIAN
5.RODAN
6.JUBILEE
7.CAPE LIGHT
8.TRAVELERS
9.ADVENTURES (Epilogue) |
THE SQUARE 8枚目のアルバム。
スクエアが一気にお茶の間レベルまで広まるきっかけとなった。
サントリー・ホワイトのCMに ALL ABOUT YOU と TRAVELERS の2曲が使われたのだが、メンバーの伊東たけしがCMに出演し、リリコンを演奏する姿を披露した。
このCMは、音楽・楽器に疎い人たちにもリリコンの存在を知らしめ、フュージョンに興味のない人たちにもスクエアの名を印象付けた。CM自体がなかなか格好良く出来ていたこともそれを後押ししたのだろう。
安藤まさひろ ギター
伊東たけし サックス/リリコン
和泉宏隆 ピアノ/シンセサイザー
田中豊雪 ベース/シンセサイザー
長谷部徹 ドラムス
仙波清彦 パーカッション
中西アンサンブル ストリングス
Kanezaki Group ホーン
このアルバムは“なんとか”という方法で作られたLPレコードを購入した記憶がある。
当時、LPの値段が2,500〜2,800円ぐらいだったのに、この“なんとか”という方法で作られたやつ(フリーズ・ドライじゃないし・・・なんだっけな・・・。デジタル・リマスターだっけ?マグネット・コーティングだっけ?なんだっけなあ・・・)は3,500円ぐらいもしやがんの。レコード屋の人に「音いいよ〜♪」と言われてつい買ってしまったが、音質が良かったかどうかは・・・未だに疑問である。
スターズ・アンド・ザ・ムーン / Stars and the Moon
1984年12月
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1.いとしのうなじ
2.MAYBE I'M WRONG
3.CRY FOR THE MOON
4.MISTRAL
5.DESTINATION
6.OVERNIGHT SENSATION
7.MIST OF TIME
8.遠雷 |
THE SQUARE 9枚目のアルバム。
知名度を得たスクエアが出したアルバムはムードたっぷりの落ち着いたものでした。
1.いとしのうなじ と 6.OVERNIGHT SENSATION の2曲はアップ・テンポだが、他の6曲は落ち着いた雰囲気の曲であるために、全体的にはしっとりした感じ。
安藤まさひろ ギター
伊東たけし サックス/リリコン
和泉宏隆 ピアノ/シンセサイザー
田中豊雪 ベース/シンセサイザー
長谷部徹 ドラムス
仙波清彦 パーカッション(2,5,6,7)
中西俊博アンサンブル ストリングス(3,5,8)
兼崎順一/Yutaka Kanai トランペット(4)
新井英治/Harumi Mita トロンボーン(4)
ジェイク・コンセプション テナー・サックス(4)
このアルバムはあまり印象深くない。決して楽曲は悪くないのだが、落ち着いた雰囲気のせいだろうか。
リゾート / R・E・S・O・R・T
1985年4月
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1.OMENS OF LOVE
2.FEEL ALRIGHT
3.CHANCES
4.STIMULATOR
5.WE'LL NEVER HAVE A TROUBLE
6.IN THE GRID
7.MERYLU
8.PRIME
9.FORGOTTEN SAGA |
THE SQUARE 10枚目のアルバム。
前作から半年も開けずにリリース。冬にしっとり、春にババーンと!というのを狙ったんだろうな。
1.OMENS OF LOVE はものすごくキャッチーな曲。
8.PRIME はロック調ではあるが、全体を通して軽い感じがした1枚であった。洗練というのだろうか。
安藤まさひろ ギター
伊東たけし サックス/リリコン
和泉宏隆 ピアノ/シンセサイザー
田中豊雪 ベース/シンセサイザー
長谷部徹 ドラムス
スポーツ / S・P・O・R・T・S
1986年3月
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1.LOVE IS IN MY SIGHT
2.LOVE ALL
3.HIT AND RUN
4.LEAVE ME ALONE
5.OVERHEAD KICK
6.DROP GOAL
7.宝島
8.CAMEL LAND
9.雲路 (PASSAGE OF CLOUDS) |
THE SQUARE 11枚目のアルバム。
安藤まさひろ ギター
伊東たけし サックス/リリコン/ウインド・シンセサイザー
和泉宏隆 ピアノ/シンセサイザー
田中豊雪 ベース/シンセサイザー
則竹裕之 ドラムス
なにより長谷部徹の脱退にはビックリだった。
そして、このアルバムを最後に THE SQUARE のアルバムを買わなくなった。
原因はなんだろう?
洗練されすぎてつまらなくなった?
音に重さが無くなった?
ポップになりすぎ?
よくわからない。
THE SQUARE はこの次のアルバム TRUTH で一層メジャー度を増す。楽曲 TRUTH はF-1放送のテーマ曲になり、聴いたことがない人がいないぐらいの知名度を得ることになる。
そして、アメリカ進出に伴いバンド名を T-SQUARE に改名。
1991年に伊東たけしの脱退なんかもあって終焉を迎えるのか?と思わせたが、なんとか持ちこたえる。
2000年に伊東たけしが再加入。2005年に河野啓三(Key)と坂東慧(Dr)が加入。
さて、どうなるのかな?
CASIOPEA VS THE SQUARE THE LIVE!!
2004年3月
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1. OMENS OF LOVE 2. LOOKING UP
〈THE SQUAREパート〉
3. CONTROL 4. 風の少年 5. EUROSTAR 6. BREEZE AND YOU
7. CAPE LIGHT 8. PRIME 9. TAKARAJIMA
〈CASIOPEAパート〉
10. EYES OF THE MIND 11. TOKIMEKI 12. FREAK JACK
13. TROPICOOL 14. IT’S NOT ONLY ONE TIME 15. SPRINTER
16. RARE ONE IN N.Y. 17. TRANS EVOLUTION
〈BATTLE~GUITAR〉
18. KAPIOLANI 19. JUSTICE
〈BATTLE~KEYBOARDS〉
20. ONCE IN A BLUE MOON 21. MIDNIGHT CIRCLE
〈BATTLE~DRUMS〉
22. 勇者 23. FREE DRUMS SOLO 24. MID MANHATTAN
〈BATTLE~BASE〉
25. ECCENTRIC GAMES 26. NAB THAT CHAP!!
27. J.S.B. 28. FIGHT MAN
〈アンコール〉
29. TRUTH 30. ASAYAKE |
T‐SQUARE が期間限定で昔のバンド名 THE SQUARE として活動したときに行われた CASIOPEA とのジョイント・コンサートのDVDがこれ。
安藤まさひろ ギター
伊東たけし サックス/ウインド・シンセサイザー
和泉宏隆 ピアノ
須藤満 ベース
則竹裕之 ドラムス
河野啓三 キーボード
野呂一生 ギター
向谷実 キーボード
鳴瀬善博 ベース
神保彰 ドラムス
なんともすごい。
スゴイの一言に尽きる。
THE SQUARE~T-SQUARE since 1978 30th Anniversary Festival“野音であそぶ”
2009年2月
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<disc1>
1. Medley 2008
2. Copacabana
3. Show Dance
4. Midnight Lover
5. Hawaii E Ikitai
6. Cry For The Moon
7. Islet Beauty
8. Rondo
9. Landscape
10. Scrambling
11. 2008オレにカマわずゆけ (Drums & Percussion Session)
12. Texas Kid
13. Omens Of Love
<disc2>
1. Radio Star
2. Truth
3. All About You |
結成30周年を記念して野音で催されたライブのDVD。
安藤まさひろ/みくりや祐二 ギター
伊東たけし/宮崎隆睦 サックス/ウインド・シンセサイザー
宮城純子/和泉宏隆/河野啓三 キーボード/ピアノ
中村裕二/田中豊雪/須藤満 ベース
仙波清彦/川合マイケル誠一/長谷部徹/則竹裕之/坂東慧 ドラムス/パーカッション
ドラム5台並べやがったw
お祭り騒ぎで演奏してるほうも楽しそうだ。
「仙波さんが赤塚不二夫に見える」なんて、思っても口に出してはいけません。
なにはともあれ、
偉大なバンドであることを再確認できます。
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