2003年10月ごろに描いたトウテツ。 トウテツ
トウテツ
2003年暮れごろに描いたトウテツ。(動いたのは6月)
 

不定形


十二国記での表記
「風の海 迷宮の岸」(p243〜251)で泰麒が対峙したシーンでは、
鎌首をもたげる強大な闇→巨大な鬼→大きな牛→虎→大鷲→大蛇→小型の犬(茶色い柴犬)
と姿を次々と変えている。
折伏に成功した泰麒が
「足先だけが白い仔犬ならいいのに。」
と、思うと、その姿を泰麒の好みどおりに変えるトウテツ。
結構イイヤツなのかもしれない。
普段は大きな赤い犬の姿をしている。(「風の海 迷宮の岸」p276より)

尋常でない力を持ち、その存在は伝説の一部とさえ云われている妖魔
泰麒の使令に下った饕餮の名は傲濫。



アニメ「十二国記」では、意外なほど原作に忠実だった(と思う)。


山海経にホウキョウという妖が出てくる。
ホウキョウ・・・羊ような姿、人面、目が脇の下にある、虎の歯、人の爪。
嬰児のような鳴き声。人食い。(北山経)
このホウキョウが饕餮と同じものだとか。




黄河流域の中原文化において、青銅器に描かれた饕餮紋というものがあり、
その紋様は「饕餮という妖を模ったもの」とされている・・・らしい。



角があり、太い眉、大きな眼、幅が広い鼻、大きな口、鋭い牙という怖ろしい姿

妖魔天下一武道会があったら、間違いなく優勝候補筆頭。

 





2004年7月に描いたトウテツ(りゅ太画)
↑これは
饕餮紋を頭に置きつつ、いかにも魔物風といった感じに描いたつもりのトウテツ。
手抜きっぽく見えるのは、只単に下手糞なだけです(*_ _)。





2005年11月に描いた饕餮傲濫
↑これは
傲濫のつもりで描いた饕餮



 


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