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トウテツ![]() |
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不定形 十二国記での表記 「風の海 迷宮の岸」(p243〜251)で泰麒が対峙したシーンでは、 鎌首をもたげる強大な闇→巨大な鬼→大きな牛→虎→大鷲→大蛇→小型の犬(茶色い柴犬) と姿を次々と変えている。 折伏に成功した泰麒が 「足先だけが白い仔犬ならいいのに。」 と、思うと、その姿を泰麒の好みどおりに変えるトウテツ。 結構イイヤツなのかもしれない。 普段は大きな赤い犬の姿をしている。(「風の海 迷宮の岸」p276より) 尋常でない力を持ち、その存在は伝説の一部とさえ云われている妖魔 泰麒の使令に下った饕餮の名は傲濫。 アニメ「十二国記」では、意外なほど原作に忠実だった(と思う)。 山海経にホウキョウという妖が出てくる。 ホウキョウ・・・羊ような姿、人面、目が脇の下にある、虎の歯、人の爪。 嬰児のような鳴き声。人食い。(北山経) このホウキョウが饕餮と同じものだとか。 黄河流域の中原文化において、青銅器に描かれた饕餮紋というものがあり、 その紋様は「饕餮という妖を模ったもの」とされている・・・らしい。 角があり、太い眉、大きな眼、幅が広い鼻、大きな口、鋭い牙という怖ろしい姿 妖魔天下一武道会があったら、間違いなく優勝候補筆頭。 |