不定形?人型?


十二国記での表記
*1 鎌首を擡げた不定形の影は〜ずるずると溶け落ちて、元の影に戻っていった。
(「黄昏の岸 暁の天」p356より)

妖魔
廉麟の使令の名は半嗣(ハンシ)

↑これと↓これは同じものだろうか?

*2
 白い人間の集まりだった。〜頭髪のない頭を〜白く燐光を放つ臘のような身体を〜
(「魔性の子」p386〜387より)
犬ほどの大きさで、眼はひとつしかなかった。(「魔性の子」p181より)

妖魔
廉麟の使令(「魔性の子」p388で、−レンタイホ。と声を上げていることから推測)


アニメ「十二国記」では、・・・
出てたかな?出てたんだろうな・・・・。
覚えてない。(*_ _)



山海経には、それっぽいものの記述は見当たらない。


*1*2は同じものなのだろうか?

もしかしたら、
*1で廉麟に半嗣と呼ばれた使令は、ヒンマンのような不定形の妖魔というわけではなく、
遁甲(身を隠すこと)しているさまを描いているだけかもしれない。
だとしたら、
“不定形の影”というのは半嗣の姿形を現しているとはいえないわけだ。
ということは、
*1*2のどちらも半嗣だと言うこともできるのではないか?
そう考えると、
半嗣の姿形が
*2に出てくる人型ということもできる。

しかし、
十二国記で、廉麟の使令として名前が出てくるのは什鈷と半嗣だが、
蓬莱で泰麒捜索をしていたのが、什鈷と半嗣だけではないだろうから、
もしかしたら
*2は全然別の使令なのかもしれない。
そして、
*1は半嗣の姿形を描いているのかもしれない。
となると、
半嗣の姿は不定形ということになり、もしかしたらヒンマン?とも考えられるわけだ。
そして、
*2のような人型の使令も別にいるということになる。

ま、原作者に訊いてみないと判らないけどね。



半嗣の姿は不定形なのか?人型なのか?

 


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