歴史

1963年
 
日本 世界
第四紀氷河時代
(258万8千年前〜)
 
昭和38年
癸卯
1月  

・1日(〜1966年12月31日)
 TVアニメ「鉄腕アトム」フジテレビで放送開始。
 原作:手塚治虫/制作:手塚プロダクション、虫プロダクション
 

・11日
 ザ・ビートルズ「Please Please Me」シングル発売。
 作詞・作曲:ポール・マッカートニージョン・レノン/プロデュース:ジョージ・マーティン
 

・23日
 北陸地方豪雪に見舞われる。6日間で死者84名。
 
 
・10日
 5市合併で北九州市発足
 
2月

・1日
 映画「天国と地獄」公開
 監督:黒澤明
 出演:三船敏郎仲代達矢山崎努ほか
 
3月

・4日
 ザ・ビーチ・ボーイズ「サーフィン・U.S.A.」シングル発売。
 作詞(替詞):ブライアン・ウィルソン、/作曲:チャック・ベリー
 チャック・ベリーの「Sweet Little Sixteen」の詞を変えて(替え歌)作られた。
 

・22日
 ザ・ビートルズ「I Saw Her Standing There」シングル発売。
 作詞・作曲:ポール・マッカートニー/プロデュース:ジョージ・マーティン
 

・28日
 映画「鳥」公開
 監督:アルフレッド・ヒッチコック
 

・31日
 「吉展ちゃん(4歳)誘拐事件」起きる。(東京都台東区入谷町/現在の松が谷)
 

・2日
 「吉展ちゃん誘拐事件」身代金要求の脅迫電話が入る。

・2日14時56分
 日暮里大火起きる。(火元は寝具製造会社の作業所。水が入ったバケツだと思って火のついたマッチを投げ捨てたところ、バケツの中身はシンナーだったため爆発炎上した)
家屋36棟全焼。死者0、負傷者220人。約7時間後に鎮火。当日は強風であり、都内には火災警報が出されていた。
 
4月

・7日(〜12月29日)
 TVドラマ「花の生涯」NHKで放送開始。
 原作:船橋聖一
 出演:尾上松緑、淡路恵子ほか
 

・7日
 ユーゴスラビアが「ユーゴスラヴィア社会主義連邦共和国」に国名を改称。
 チトーが終身大統領に就任。
 

・20日
 ハナ肇とクレイジーキャッツ「ホンダラ行進曲」シングル発売。
 作詞:青島幸男/作曲・編曲:萩原哲晶
 

・25日
 国内初横断歩道橋完成(大阪)
 

・27日
 サントリビール発売。
 

ザ・ピーナッツ恋のバカンス」シングル・レコード発売。
 作詞:岩谷時子/作曲・編曲:宮川泰
 

・1日
 坂本九「見上げてごらん夜の星を」シングル発売。
 作詞:永六輔/作曲:いずみたく/編曲:渋谷毅
 1960年に制作・公演された同名ミュージカル主題歌のカバー曲。
 
5月

・4日
 行方不明で捜索されていた狭山市の女子高生の遺体発見される。(埼玉県)〜狭山事件の被害者〜
 

・22日
 アフリカ独立諸国首脳会議開催。

・25日
 OAU(アフリカ統一機構)憲章調印。
 

・5日
 黒部川第四発電所完工式
 
6月

・5日
 船木一夫高校三年生」シングル・レコード発売。
 作詞:丘灯至男/作曲:遠藤実/編曲:福田正
 

・15日〜29日
 坂本九の「SUKIYAKI(上を向いて歩こう)
 日本語歌詞での歌唱のままレコード発売。
 作詞:永六輔/作曲:中村八大/プロデューサー:草野浩二
 アメリカのビルボードチャート・ホット100で3週連続1位獲得。(年間チャートでは13位)
キャッシュボックス・トップ100では6月15日〜7月6日までの4週連続1位獲得。
100万枚のセールスをあげる。
(実は、前年の1962年にヨーロッパですでに「SUKIYAKI」はヒットしている)
 

・20日
 アメリカ、ソ連、直通通信(ホット・ライン)協定調印。
 

・2日
 日清焼きそば発売。
 
7月

・4日
 映画「大脱走」公開。
 出演:スティーヴ・マックイーンチャールズ・ブロンソンジェームス・コバーンほか
 

・7日
 中国、ソ連、共産党会議がモスクワで開催される。
 

・8日
 国産初の空対空ミサイルの試射実験成功

・11日
 老人福祉法公布

・19日
 「ケネディ教書」の影響で東京証券取引所株価暴落
 

・20日
 中小企業基本法公布。

・20日
 サンヨ―食品「ピヨピヨラーメン」発売。
 

・20日
 中国、ソ連の会議が決裂。対立激化する。
 

・20日
 太田プロダクション設立。
 
8月
・5日
 アメリカ、イギリス、ソ連、部分的核実験停止条約に調印。
 

・15日
 政府主催の第一回全国戦没者追悼式が行われる。
 

・23日
 ザ・ビートルズ「She Loves You」シングル発売。
 作詞・作曲:ポール・マッカートニージョン・レノン
 

・27日
 エースコック「ワンタンメン」発売。
 

・28日
 アメリカで「人種差別撤廃、雇用拡大要求」のワシントン大行進が行われる。
 

・30日
 基本地図に2万5千分の1を採用することを国土地理院が決定。

・31日
 輸入自由化品目追加。(自由化率92%)
 

・1日
 国鉄でATS(列車自動停車装置)使用開始。
 
9月

・4日(〜1964年2月23日)
 大人向け(深夜枠)TVアニメ「仙人部落」フジテレビで放送開始。
 原作:小島功
 日本初の深夜枠アニメ。日本初の4コマ漫画原作のアニメ化作品
 

・12日
 松川事件(福島の東北本線で起きた列車往来妨害事件。戦後最大の冤罪事件と呼ばれる。国鉄三大ミステリーの一つ)再上告で上告棄却。(被告全員の無罪確定)
 
 10月 
・2日
 IMF 先進10か国蔵相会議の発足言明。
 

・10日(〜1964年4月9日)
 TVドラマ「三匹の侍」フジテレビで放送開始。
 プロデューサー:五社英雄
 出演:丹波哲郎、平幹二朗、長門勇、加藤剛ほか
 

・11日
 西ドイツのアデナウアー首相が辞任。

・17日
 西ドイツ、エアハルト内閣成立。
 

・20日(〜1966年5月25日)
 TVアニメ「鉄人28号」フジテレビで放送開始。
 原作:横山光輝
 

・26日
 原子力研究所で発電試験成功

・29日
 原子力研究所の運転がGE社(アメリカの複合企業)の命令で中止となる。
 

・1日
 伊藤博文の肖像画デザインの新千円札発行。(前年からの偽札事件への対応)
 
11月

・1日
 梓みちよこんにちは赤ちゃん」シングル・レコード発売。
 作詞:永六輔/作曲:中村八大
 

・7日(〜1964年12月31日)
 TVアニメ「エイトマン」TBSでテレビ放映開始。
 原作・原案:平井和正/作画:桑田次郎
 漫画版タイトルは「8マン」
 

・9日
 横浜市鶴見区の東海道線で2重衝突事故起こる。(鶴見事故)死者161人、一酸化炭素中毒患者839名。
・9日
 三井三池三川炭鉱(福岡県大牟田市三川町)で炭塵爆発事故。死者458人。

・二つの大事故が起きた1963年11月9日は土曜日だったため「血塗られた土曜日」「魔の土曜日」と呼ばれるようになった。

・19日
 江崎グリコ「プリッツ」発売。

・21日
 第30回総選挙
 
自民283、社会144、民社23、共産5
 

・22日12時30分
 アメリカ合衆国第35代大統領のジョン・フィッツジェラルド・ケネディ(46歳)が、テキサス州ダラスで游説パレード中に暗殺される。
 副大統領のリンドン・べインズ・ジョンソンが(第36代)大統領に昇格。
 

・25日(〜1965年11月25日)
 TVアニメ「狼少年ケン」NETでテレビ放送開始。
 原作:大野寛夫月岡貞夫
 

・29日
 ザ・ビートルズ「i Want To Hold Your Hand(邦題:抱きしめたい)」シングル発売。
 作詞・作曲:ポール・マッカートニージョン・レノン/プロデュース:ジョージ・マーティン
 

・1日
 坂本九「明日があるさ」シングル発売。
 作詞:青島幸男/作曲:中村八大
 
12月

・8日
 プロレスラーの力道山(百田光浩)がナイトクラブで暴漢に襲われ入院(東京都赤坂)
 

・9日
 第3次池田勇人内閣成立。
 

・9日
 鹿児島宇宙空間観測所開所。
 

・15日
 プロレスラー力道山死去。享年39
 

・21日
 教科書無償措置法公布。
 

・22日
 東宝映画「海底軍艦」(原作/押川春浪)公開。
 海・空・地底を進むことができる戦艦「轟天号」が人気に。
 

・26日
 最高裁は砂川事件(東京都北多摩郡砂川町{現在の立川市}付近にあった在日米軍基地立川飛行場の拡張に反対する住民との闘争は、1955年{昭和30年}から1960年{昭和35年}まで続いた。1957年{昭和32年}7月8日にデモ隊の一部が、軍基地の境界柵を壊し侵入したとして検挙され、そのうちの7名が日米安全保障条約第三条に基づく行政協定違反で起訴された。1959年{昭和34年}3月30日の一審では被告全員無罪の判決{伊達判決}だったが、同年12月16日の上告審で最高裁判所は統治行為論によって原判決を破棄した)再上告を棄却。(被告7名全員の有罪が確定)
 

・「巨人、大鵬、卵焼き
 子どもの好きな三大要素のキャッチフレーズとして流行。
 
月日
不明

・TBSのコメディ時代劇「てなもんや三度笠」中のCMで藤田まことのフレーズ「あたり前田のクラッカー」が流行。
 
   
ザ・ビートルズ進撃開始!
新たな時代の幕開け
その影で
オタクの鼓動が聞こえ始める

そして
裏では
闇の蠢きが増幅し初めていた
   
 〈〈 1900〜1962年(昭和37年) 1964年(昭和39年) 〉〉 

参考資料



昭和・平成史/岩波書店



昭和こども新聞/日本文芸社


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