歴史 | |||||||
紀元前19万年〜紀元前10001年 |
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日本 | 世界 | ||||||
258万8千年前から始まった 第四紀氷河時代 は現代まで続いている |
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紀元前 19万年 |
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リス氷期 紀元前 18万年 〜 紀元前 13万年 |
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紀元前 17万年 |
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紀元前 16万年 |
●ホモ・サピエンス・イダルトゥ [人・賢い・年長者] (ヘルト人) (新人) 現生人類ホモ・サピエンス・サピエンスの直接の先祖とみられている アフリカ、エチオピアのアファール低地、アワッシュ川中流域(ヘルト・ボウリ)で3つの頭蓋骨が1997年に発見される |
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紀元前 15万年 |
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紀元前 14万年 |
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紀元前 13万年 |
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・島根県出雲市多伎町砂原遺跡にてこの時代の石器出土 |
紀元前 12万年 |
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紀元前 11万年 |
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■ | 紀元前 10万年 |
■ | ●ホモ・エレクトゥス・ソロエンシス (ソロ人) (ホモ・ネアンデルターレンシス・ソロエンシス) (原人もしくは旧人) ジャワ原人の直系の子孫である可能性が高いとされている (アボリジニ/オーストラリア原住民につながる可能性もあるかもしれない?) 東南アジア、インドネシアのジャワ島、ガンドン遺跡で1931年に発見される ●丁村人 (ホモ・サピエンスに属する新人) 中国、山西省襄汾県丁村で1954年、1976年9月に発見される ●ホモ・フローレシエンシス (フローレス人) (フローレス原人) (7万4千年前〜1万5千年前とするも説あり) (発掘された石器から見ると19万年前〜5万年前前後だとする説もあり) 東南アジア、インドネシアのフローレンス島の洞窟で身長1mほどの小型人類の骨化石と石器を2003年、2005年に発見 |
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・岩手県遠野市金取遺跡にてこの時代の石器出土 |
紀元前 9万年 |
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紀元前 8万年 |
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ヴェルム氷期 (最終氷期) 紀元前 7万年 〜 紀元前 1万年 |
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・兵庫県明石市西八木遺跡にてこの時代の木製加工品が出土 |
紀元前 6万年 |
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紀元前 5万年 |
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●山下洞人 沖縄県那覇市山下町第一洞窟遺跡で人骨(3万2千年前のもの)が1968年に発見される |
紀元前 4万年 |
●ホモ・サピエンスsspデニソワ (デニソワ人) (旧人) (ホモ・サピエンス・アルタイ) (ネアンデルタール人との交雑があったとする説あり) ロシア、西シベリアのアルタイ山脈デニソワ洞窟で2008年に発見される ●クロマニョン人 (ホモ・サピエンスに属する新人) コーカソイド直接の祖先の可能性が高い ラスコー、アルミタラなどの洞窟壁画が有名 西ヨーロッパ、南フランスのクロマニョン洞窟で1968年に発見される その後、ヨーロッパ各地やアフリカ北部地域などで多数発見されている ●マンゴマン (マンゴ人) (ムンゴマン) (ホモ・サピエンスに属する新人) 火葬された形跡も発見されている (4万2千年前という説もある) オーストラリア、ニューサウスウェールズ州マンゴ国立公園で1974年に発見される |
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・紀元前2万2千年 大阪府藤井寺市はさみ山古墳にてこの時代の円形竪穴住居跡が発掘される ・群馬県岩宿にてこの時代の石刃出土 ・神奈川県綾瀬市上土棚にてこの時代の墓地跡が発掘される |
紀元前 3万年 |
・今よりも100メートルほど海面が低く、大陸や島がつながっている部分が多かったと思われる。 |
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・沖縄県石垣市白保笠根田原洞窟にてこの時代の人骨発掘 ・紀元前1万8千年 沖縄県島尻郡具志頭村にてこの時代の人骨(上部港川人)発掘 ・紀元前1万6千年 青森県外ヶ浜町大平山元遺跡にてこの時代の炭化物が付着した土器出土 (付着していた炭化物をAMS放射性炭素年代定暦年較正年代法で測定) ・紀元前1万5千年 佐賀県吉野ケ里遺跡 ・紀元前1万2千年 沖縄県南城市サキタリ洞窟にてこの時代の人骨(サキタリ洞人)が発掘される |
紀元前 2万年 〜 |
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縄文時代 紀元前1万4千年頃〜 (紀元前千年頃迄) |
紀元前 1万1年 |
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・紀元前1万3千年 長野県上ノ原遺跡 |
・紀元前1万3千年頃〜紀元前8千年頃 ギョベクリテペ遺跡(トルコ、アナトリア南東部)。最古の神殿跡の可能性も考えられている。 |
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「氷河時代が現代まで続いている」 と聞くとびっくりされる方もいるかもしれない。 「氷河時代、氷河期」という単語の印象を 「地球全体が真冬状態」 と連想してしまうからであろう。 「凍てつく寒さの中をマンモスが歩いている」 とか 「雪に覆われた大地の中でマンモスを狩る毛皮を着た原始人」 といった図を過去にどこかで見たことのある人は尚更である。 地球上のどこもかしこも雪と氷の世界 それが「氷河時代、氷河期」 そう思ってしまっている方は割と多いと思う。 でもそれは間違いである。 ●氷河時代(氷室期) 世界的に気候が寒冷になり、大陸並みの範囲の氷床が存在している時代 ということなので、 現代は南極や北極付近に広大な氷床が存在するので氷河時代だといえる。 地球全体がほぼほぼ雪や氷に包まれてしまうのは 「スノーボールアース」 という。 ●氷期 氷河時代の中で、 寒冷化が拡大し中緯度地域まで氷河や氷床に覆われるような時期をいう。 ●間氷期 氷河時代の氷期の中で、 比較的温暖になり氷河・氷床が縮小している時期をいう。 なので、 今後、氷期が訪れれば、現代は氷河時代の間氷期となる。 今後、氷期が訪れなければ、氷河時代の終わりとなる。 ●氷河期 氷河時代と氷期の両方を指す言葉として使われてきたが、 「日本雪氷学会」というところでは、 「(氷期と同義語としたうえで)混乱を避けるため、 今後は“氷河期”の使用を避け“氷期”を使用するべき」 と明言しているらしい。 とは言っても、 「氷河時代」「氷期」よりも「氷河期」という単語のほうが 一般的にはメジャーに使われている気がする。 特に文学作品や漫画・アニメなどでは「氷河期」と表現しているケースが多いと思う。 ってな感じで「氷河時代」を考えてみると、 氷河時代じゃなかった時代なんて、本当にあるのだろうか? と思ってしまう。 南極付近、北極付近に冠氷が無い状態・・・ 恐ろしいほどの温暖(というか灼熱)状態なのではないだろうか? ま、そうなるかどうかは、太陽さんの活動次第なんだろうけど 極地に氷がなくなるほどの熱い星。 生命はその灼熱地獄の中で (といっても、気温が何度なのかは計り知れんが) 存続できるのだろうか? |
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2020年2月 記 | |||||||
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