歴史 | |||||||||||||||||
ホモ・サピエンス(が誕生するまで) |
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■ | ホモ(人間)・サピエンス(賢い)/Homo Sapiens (ラテン語で 賢い人間の意味) 20万年前に登場したとされているが、2004年にモロッコで発見された頭蓋骨と石器が30万年前のものであると結論付けされ発表されたので、今後、登場年は変更されるかもしれない 現代人は、ホモ・サピエンスの亜種ホモ・サピエンス・サピエンスである |
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地球誕生〜生命誕生〜現在までの年表 ![]() |
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地球の誕生を46億年前とする説を否定している方もかなりいるそうだが、 ほとんどの書籍 インターネット情報 では 46億年前が地球の誕生時期 だとしているので ここでもそれを採用して考えてみる 46億年ってのと比べると 霊長類が誕生してこのかた6千5百万年ってのは わずかな期間ですね〜 地球誕生から6億年後に 生命誕生 つっても菌類のようなものだからウイルスみたいなもんなんですかね? 人間の目には見えない 微な生命ですよ そこから 何思ったのか (思考なのか無意識なのか神の意志なのかはわかりませんが) 分裂やら吸収やら共生やらやっちゃったらしく 核を持つ細胞になり より多くの細胞の集合体を作るようになり 30億年ぐらいかけて 多細胞生物に進化するものが現れる ただね。 このサイクルが可笑しいってんで 異説を唱えている人もいるんですね 原核生命誕生から現生人類(知的生命)誕生まで40億年かかってる割には 多細胞生物誕生からは10億年ぐらいしかかかっていない 哺乳類誕生からは3〜2億年しかかかっていない 霊長類誕生からは6千5百年万年しかかかっていない そんなバカなっ! ってなもんで 原始生命から多細胞生物へ進化するのに30億年もいりますか? と言うんですな この30億年の間に知的生命体へと進化するものが数回現れて 絶滅したり 地球外へ飛び出したりした そういった超古代の遺物が オーパーツなどの不可思議遺産に繋がったりするのだ な〜んて異論・異説・不思議ちゃん説を言い張るお方もいたりします しかーしっ! 多細胞生物から現生人類(知的生命)までの進化に10億年かかるんです 原核生命誕生からシアノバクテリアに進化するまで13億年 シアノバクテリアから真核細胞に進化するまで6億年 真核細胞から多細胞生物に進化するまで11億年ぐらい それぞれかかるんです 10億年入れ込むには そのどこかで超加速の進化がなければ無理です やはり、 生命誕生からホモ・サピエンスへの進化は 40億年かかっているというのが妥当だと思います |
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冥 王 代 |
先 カ ン ブ リ ア 時 代 |
■ | 4,600,000,000年前 (46億年前) |
■ | 地球誕生 | ■ | |||||||||||
4,550,000,000年前 (45億5000万年前) |
月の誕生(ジャイアントインパクト) (44億5千万年前という説もある) |
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4,400,000,000年前〜 3,800,000,000年前 (44億〜38億年前) |
海の形成 |
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4,280,000,000年前 (42億8000万年前) |
陸の形成 |
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太 古 代 |
4,000,000,000年前〜 3,800,000,000年前 (40億〜38億年前) |
地球が誕生してから6〜8億年ほど経ったころ生命が誕生 原核生物と呼ばれる菌類などの生物が初の生命である 2016年9月 グリーンランドで37〜38億年前のものとみられるストロマトライト(藍藻類と堆積物が何層にも積み重なっている化石)が発見されている |
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2,900,000,000年前〜 27,800,000,000年前 (29億年前〜 27億8000万年前) |
ポンゴラ氷河時代 |
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2,700,000,000年前 (27億年前) |
磁場の形成 生命が誕生してから13億年ほど経過後 シアノバクテリア(藍藻類)が登場 |
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原 生 代 |
2,500,000,000年前 (25億年前) |
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2,450,000,000年前 (24億5000万年前) |
酸素の大発生 |
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2,450,000,000年前〜 2,100,000,000年前 (24億5000年前〜 21億年前) |
ヒューロニアン氷河時代 |
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2,100,000,000年前 (21億年前) |
シアノバクテリア登場してから6億年ほど経過後 ミトコンドリア、葉緑体などを取り込んだ真核生物登場 植物細胞、動物細胞へと進化していく |
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1,000,000,000年前ごろ (10億年前ごろ) |
真核生物が登場してから11億年ほど経過すると 多細胞生物が登場 |
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720,000,000年前〜 635,000,000年前 (7億2000万年前〜 6億3500万年前) |
クライオジェニアン氷河時代 (8億5千万年前〜6億3千万年前 とする説もある) 多細胞生物が登場してから3億年ほど経過したころに 全球凍結(スノーボールアース)で生命大量絶滅 地球丸ごとほぼほぼ凍ってしまうという大事件が起きる 平均気温マイナス40度 地球上の水分(海水も淡水も)のほとんどが凍ってしまい、氷の厚さは1000m(1q)に及んだとされる 原因として、光合成を行う生物の激増により大気中の二酸化炭素濃度が低下。温室効果が減少されていき寒冷化が始まる。氷床が発達するにしたがって太陽光を反射する割合が増加し、寒冷化が加速していったという説がある(スノーボールアースの始まり) やっとこさ多細胞生物へと進化したものが現れた生命だったのに、その85%が死滅 陸上・海底の火山の周辺には凍結していない場所があり、その周辺では生命が細々と命をつないだと思われる 激減していた大気中の二酸化炭素も、火山活動などにより徐々に蓄積されていき、温室効果が増大するとともに氷床は凍解、大気はいっそう温暖化していった(スノーボールアースの終焉) |
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しかしその後、 生き残った生物ががんばって進化 軟体動物が登場する |
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570,000,000年前 (5億7000万年前) |
エディアカラ生物群 殻や骨を持たない軟体性の海洋生物と思われる「ディッキンソニア」「チャルニオディスクス」「キンベラ」等が発見されている |
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7億年前〜現在までの年表 ![]() |
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顕 生 代 |
先 カ ン ブ リ ア 紀 |
カ ン ブ リ ア 紀 |
542,000,000年前 (5億4200万年前) |
短期間のうちに 捕食動物(節足動物)登場 生物は目や触手、足などを手に入れる アノマカリス:北アメリカ、中国、オーストラリアで発見 三葉虫:北アメリカ他で発見 オパビニア:カナダで発見 脊椎動物(魚類)が登場 |
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古 生 代 |
541,000,000年前 (5億4100万年前) |
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オ ル ド ビ ス 紀 |
488,300,000年前 (4億8830万年前) |
魚類の中に鱗を持つものも現れる |
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450,000,000年前〜 420,000,000年前 (4億5千万年前〜 4億2千万年前) |
アンデスーサハラ氷河時代 (4億6千万年前〜4億2千万年前 とする説もある) |
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444,000,000年前 (4億4400万年前) |
オルドビス紀末の生命大量絶滅 生物種の85%が絶滅 原因として、超新星爆発の影響説、火山噴火による寒冷化説がある |
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シ ル ル 紀 |
443,700,000年前 (4億4370万年前) |
オルドビス紀末の生命大量絶滅を生き延びた生物の中の魚類にトゲを持つもの(棘魚類)が現れる |
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魚類の中に顎を持つものが現れる |
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デ ボ ン 紀 |
416,000,000年前 (4億1600万年前) |
強者となった魚類に追われるように 節足動物の中から陸へ上がる生物が登場 |
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374,000,000年前 (3億7400万年前) |
デボン紀後期の生命大量絶滅 生物種の82%が絶滅 原因として、大気変動による寒冷化説、小天体衝突説がある ベルギー及び中国南部の地層から小天体衝突の証拠が報告されているらしい 脊椎動物の中から両生類が登場 水中(海や河川)が住みにくくなったのか 食料(昆虫など)を追いかけてなのか 四肢、呼吸器官、強い外皮などを身に着けて脊椎動物の一部は陸へ上がった |
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360,000,000年前〜 260,000,000年前 (3億6000万年前〜 2億6000万年前) |
カル―氷河時代 |
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石 炭 紀 |
359,200,000年前 (3億5920万年前) |
石炭紀に節足動物(昆虫)は巨大化を遂げ メガネウラ:羽を広げた大きさが70pもあるトンボ レオディクティオプラ:羽を広げた大きさ40cmのカゲロウ アースロプレウラ::体長2〜3mのムカデのような生き物 パレオテーレ:体長30cmのクモ マノブラッタ:羽を広げた大きさが11cmもあるゴキブリの仲間 などがいたそうだ |
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ペ ル ム 紀 |
299,000,000年前 (2億9900万年前) |
パンゲア超大陸が形成されると 内陸部で乾燥化が始まり それに対応した脊椎動物の中から単弓類が登場 ディメトロドン:北アメリカで発見 この単弓類が哺乳類へ繋がっていったと考えられている |
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251,000,000年前 (2億5100万年前) |
哺乳類の産声をあざ笑うかのように ペルム期末(P/T境界)の生物大量絶滅が起きる P/T=Permian(ペルム紀)-Triassic(三畳紀) 90%の生物が死滅する 原因として、火山活動の激化説、寒冷化により海面後退が起きて食物連鎖のバランスが大きく崩れた説などがある |
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中 生 代 |
三 畳 紀 |
250,000,000年前 (2億5000万年前) |
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しかし、 またまたしぶとく生物は生き残る 爬虫類の中から恐竜類、クルロタルシ類(ワニの祖先)が登場 単弓類から進化した哺乳類登場 |
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200,000,000年前 (2億年前) |
三畳紀末の生物大量絶滅 原因として、火山活動の激化説と隕石衝突説がある 一番影響を受けたのが爬虫類で、そのほとんどが絶滅したといわれている 隕石説の証拠として、 【カナダ、ケベック州のマニクアンガン・クレータ、マニトバ州のセイント・マーティン・クレーター】 【フランス、ロシュショール・クレーター】 【ウクライナ、オボロン・クレーター】 【アメリカ、ノース・ダコタ州のレッド・ウイング・クレーター】 が挙げられている。 破砕した天体(直径3.3〜7.8q程度)が数か所に落下(衝突)したとされる。 |
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恐竜類の繁栄 |
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ジ ュ ラ 紀 |
199,600,000年前 (1億9960万年前) |
ジュラ紀後期ごろに恐竜類の中から鳥類へと進化するものが現れる |
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白 亜 紀 |
145,500,000年前 (1億4550万年前) |
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66,000,000年前ごろ (6600万年前ごろ) |
そして、 白亜紀末(K/T境界)の恐竜全滅 原因として、火山活動激化説と隕石衝突説などがある ・1990年代 メキシコのユカタン半島沖で直径約180qのクレーターの痕跡がみつかり、直径10〜15qの小惑星が衝突したのではないかと考えられている(隕石衝突説) |
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新 生 代 |
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猿人誕生〜現生人類登場までの年表 ![]() 別図はこちら |
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古 第 三 紀 |
66,000,000年前 (6600万年前) |
さすがに今回の大絶滅は恐竜さえ全滅するほどやばかった 生命そのものの存続さえもやべーと思われたが 生き残った頑張り屋さんがいたのです その頑張り屋さんの中に哺乳類の「真獣類」(+「有袋類」)がいたおかげで、現生人類まで繋がっていったのです |
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65,500,000年前〜 56,000,000年前 (6550万年前〜 5600万年前) |
そして 地球誕生から45億4000万年後頃 生命誕生から39億4000万年後頃 やっとこさ、サル(霊長類)の誕生です |
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57,000,000年前 (5700万年前) |
恐鳥類(大型の鳥類だが恐竜から鳥類への進化過程の途中のような姿形。獣脚類に嘴を付けて羽を生やしたような見た目)が繁栄 ・フォルスラコス:体長3m、南アメリカで発見 ・ケレンケン:体長3m、南米で発見 ・ディアトリマ:体長2〜2,5m、ヨーロッパと北アメリカで発見 |
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55,000,000年前 (5500万年前) |
生き延びた哺乳類の中から大型化するものが現れる 大型哺乳類の繁栄 |
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27,000,000年前〜 24,000,000年前 (2700万年前〜 2400万年前) |
霊長類誕生から4000万年ぐらい経つと類人猿登場 |
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新 第 三 紀 |
23,030,000年前 (2303万年前) |
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7,000,000年前〜 6,800,000年前 (700万年前〜 680万年前) |
類人猿登場から2000万年ぐらい経過して猿人登場 ●サヘラントロプス・チャデンシス [サヘルの人・チャドの] (トゥーマイ猿人) ・2001年 アフリカのチャドで発見 |
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6,100,000年前〜 5,800,000年前 (610万年前〜 580万年前) |
●オロリン・トゥゲネンシス (猿人) ・2000年 アフリカ、ケニアのトゥゲンヒルズで発見 |
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5,800,000年前〜 5,200,000年前 (580万年前〜 520万年前) |
●アルディピテクス・カダバ(カダッバ) (カダバ猿人) ・1997年 アフリカ、エチオピアのアワッシュ川中流域で発見 |
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4,500,000年前 (450万年前) |
●アルディピテクス・ラミダス (ラミダス猿人) (440万年前という説もある) (現生人類の祖先であるという説あり) ・1992年 アフリカ、エチオピアのアワッシュ川中流域で発見 |
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4,200,000年前〜 3,900,000年前 (420万年前〜 390万年前) |
●アウストラロピテクス・アナメンシス [南方の・アナム地方の] (アナム猿人) ・2016年2月 アフリカ、エチオピアのアファール地方ウォランソ・ミルで発見 |
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3,900,000年前〜 3,000,000年前 (390万年前〜 300万年前) |
●アウストラロピテクス・アファレンシス (アファール猿人) (現生人類の祖先とされているが異論もあり) ・1973年11月 アフリカ、エチオピアのアワッシュ川中流域(ハダール村付近)、アファール渓谷で発見 ・1974年11月、1975年、2000年 アフリカ、エチオピアのアワッシュ川下流域、アファール渓谷で(1974年ルーシー)(2000年にセラム)発見 他に、エチオピアの数か所、タンザニアのラエトリ、ケニアなど(いずれもアフリカ)で発見されている |
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3,650,000年前ごろ (365万年前ごろ) |
●アウストラロピテクス・プロメテウス (猿人) (アフリカヌスと同種とする説もある) ・1990年代後半 南アフリカのスタークフォンティン洞窟で発見 |
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3,500,000年前〜 3,000,000年前 (350万年前〜 300万年前) |
●アウストラロピテクス・バーレルガザリ (バーレルガザリ猿人) ・1995年 アフリカ、チャドのコロ・トロ近くのバーレルガザリ渓谷で下顎骨などを発見 |
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3,500,000年前〜 3,200,000年前 (350万年前〜 320万年前) |
●ケニアントロプス・プラティオプス (猿人) ・1999年 アフリカ、ケニアのトゥルカナ湖で発見 |
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3,000,000年前〜 2,000,000年前 (300万年前〜 200万年前) |
●アウストラロピテクス・アフリカヌス (アフリカヌス猿人) ・1924年、1935年、1947年、1992年 南アフリカで発見(スタークフォンティン洞窟など) |
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2,700,000年前〜 2,300,000年前 (270万年前〜 230万年前) |
●パラントロプス・エチオピクス (エチオピクス猿人) ・1967年 アフリカ、エチオピアで下顎骨を発見 ・1985年 アフリカ、ケニアのトゥルカナ湖の西で頭蓋骨(ブラックスカル)を発見 |
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第 四 期 |
2,588,000年前〜 現在 (258万8000年前〜 現在) |
第四紀氷河時代(新生代氷河時代) (258万年前〜現在 とする説もある) |
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2,500,000年前 (250万年前) |
●アウストラロピテクス・ガルヒ [南方の・驚く] (ガルヒ猿人) ・1996年 アフリカ、エチオピアのアワシュ川中流域で人骨と原始的な石器を発見 |
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2,500,000年前〜 2,000,000年前 (250万年前〜 200万年前) |
●パラントロプス・ロブストス (ロブストス猿人) ・1938年、1994年 南アフリカで頭蓋骨を発見 |
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2,500,000年前〜 1,800,000年前 (250万年前〜 180万年前) |
●ホモ・ルドルフェンシス (原人)(猿人の可能性もあり) ケニアントロプス・プラティオプスとの連続性が指摘されている ・1972年 アフリカ、ケニアのトゥルカナ湖(旧ルドルフ湖)東岸で(190万年前のものとされる頭蓋骨)発見 |
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2,400,000年前〜 1,600,000年前 (240万年前〜 160万年前) |
猿人登場から500万年ぐらい経過して原人登場 |
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2,400,000年前〜 1,400,000年前 (240万年前〜 140万年前) |
●ホモ・ハビリス [人・器用な] (原人) ・1960年(もしくは1964年) アフリカ、タンザニアのオルドヴァイ渓谷で発見 |
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1,900,000年前〜 1,500,000年前 (190万年前〜 150万年前) |
●ホモ・エルガステル (原人) (ホモ・エルガスター) ホモ・エレクトゥスの東アフリカサイド(亜種としての)の名称 ・1984年 アフリカ、ケニアのトゥルカナ湖(旧ルドルフ湖)西岸で少年の骨格(トゥルカナ・ボーイ/ナリオコトメ・ボーイ)(160万年前のもの)を発見 |
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1,800,000年前ごろ (180万年前ごろ) |
●アウストラロピテクス・セディバ (猿人) (ホモ・ハビリスまたはホモ・エレクトゥスの直接の祖先の可能性あり) ・2008年 南アフリカのマラパ地方の洞窟で発見 |
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1800,000年前〜 30,000年前 (180万年前〜 3万年前) |
●ホモ・エレクトゥス (かつてはピテカントロプス・エレクトゥスと呼ばれていた) ・1948年 南アフリカのスワートクランズで発見 ・その後、インドネシア、インド、中国北部、シリア、イラク等で発見 |
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約1,800,000年前 (約180万年前) |
●ホモ・ゲオルギクス (ドマニシ人/ドマニシ原人) (ホモ・ジョルジクス) ・1999年〜2001年(発見は1991年という説もあり) 南コーカサス、ジョージア(旧名グルジア)のドマニシで頭蓋骨などの人骨(177万年前のもの)や動物の骨などを発見 |
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1,800,000年前ごろ (180万年前ごろ) |
●ホモ・ナレディ (原人) (年代に関しては諸説あり) ・2013年9月、11月 南アフリカのスワートクランス、ライジングスター洞窟で発見 |
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1,800,000年前〜 1,700,000年前 (180万年前〜 170万年前) 1300,000年前 (130万年前) |
●ピテカントロプス・エレクトゥス・エレクトゥス (ジャワ原人) ホモ・エレクトゥスと同種とみられている ・1891年 東南アジア、インドネシア(当時はオランダの植民地)のジャワ島トリニールで発見 (その後も何度か発見されている) |
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1,700,000年前 (170万年前) |
●ホモ・エレクトゥス・ユァンモウエンシス (元謀原人) (60万年前〜50万年前だとする説もある) ・1965年、1973年、1976年7月 中国、雲南省元謀県上那蚌村の西北で人骨、石器、動物の骨、火を使った痕跡が発見された ・2005年 中国、雲南省南部の臨滄市(山地)農克硝洞で石器発見 |
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1,600,000年前 (160万年前) |
●パラントロプス・ボイセイ (ボイセイ猿人) (ジンジャントロプス・ボイセイ) (アウストラロピテクス・ボイセイ) (230年前〜130年前とする説もある) ・1952年 アフリカ、エチオピアのトゥルカナ湖(旧ルドルフ湖)西岸で発見 |
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1,000,000年前〜 700,000年前 (100万年前 〜70万年前) |
●ホモ・エレクトゥス・ラティアネンシス (藍田原人) ホモ・エレクトゥスと同種とされている ・1964年 中国、陝西省南部、漢中市に近い秦嶺山脈の山中、藍田県の藍田遺跡で発見 |
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800,000年前 (80万年前) |
●ホモ・アンテセッサー (原人) (ホモ・アンテセッソロール) (ホモ・ハイデルベルゲンシスと同種または連続性のある種とする説あり) (120万年前〜50万年前だとする説もある) ・1994年 西ヨーロッパ、スペインのアプタエルカ、グラン・ドリナ遺跡(イベリア半島北部)で化石群発見 |
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780,000年前〜 680,000年前 (78万年前〜 68万年前) |
●ホモ・エレクトゥス・ペキネンシス (北京原人) (シナントロプス・ペキネンシス) (ホモ・エレクトゥスと同種とみられている) ・1921年、1966年 中国、開口店龍骨山の森林で発見 石器や火を使っていた形跡、動物の骨もみつかっている |
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600,000年前〜 400,000年前 (60万年前〜 40万年前) |
●ホモ・エレクトゥス・ハイデルベルゲンシス (ホモ・エレクトゥスのヨーロッパサイド〜亜種として〜の名称) (ハイデルベルク人) (原人) (ホモ・ハイデルベルゲンシス) ・1907年 ヨーロッパ、ドイツのハイデルベルク近郊マウエル村で下顎骨を発見 ヨーロッパ、スペインのアプタエルカ、グラン・ドリナ遺跡でも発見されているらしい ●ホモ・エレクトゥス・マウリタニクス (テルニフィヌ人) (原人) (アトラントロプス・マウリタニクス) (ホモ・エレクトゥスと同種の可能性が高いらしい) ・1954年 アフリカ北西部、アルジェリアのテルニフィーヌで人骨と石器を発見 (1933年にアフリカ北西部、モロッコのカサブランカで発見されたラバト人、1955年に発見されたカサブランカ人も同種とされている) |
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500,000年前〜 350,000年前 (50万年前〜 35万年前) |
●ホモ・ケプラネンシス (原人) (ホモ・セプラネンシス) ・1994年 ヨーロッパ、イタリアのローマ南西フロジノーネ県近くで人骨化石(チェプラーノ・マン)発見 |
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470,000年前〜 330,000年前 (47万年前〜 33万年前) |
ギュンツ氷期 |
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400,000年前〜 40,000年前 (40万年前 〜4万年前) |
●ホモ・ネアンデルターレンシス (ネアンデルタール人) (旧人) 火を使った形跡、花を添えて埋葬した形跡、犬と共生していた形跡などが見つかっている 1997年に行われたDNA解析結果では、ホモ・サピエンスの祖先ではないとされた しかし、2010年5月の「サイエンス誌」で「ネグロイドを除く現生人類にネアンデルタール人特有の遺伝子が1〜4%混入している」との研究報告が掲載された 2020年1月にアフリカ人(ネグロイド)のDNAにもネアンデルタール人の痕跡が残っているとする研究論文が科学雑誌に掲載された ・1829年 西ヨーロッパ、ベルギーのアンジスで子供の人骨を発見 ・1848年 南ヨーロッパ、スペイン南端のジブラルタルから女性の頭蓋骨を発見 ・1856年 ヨーロッパ、ドイツのデュッセルドルフ郊外ネアンデル谷ヘルトフォッファー洞窟で発見 ・その後、ヨーロッパ各地、西アジアで発見 |
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330,000年前 (33万年前) |
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300,000年前〜 230,000年前 (30万年前〜 23万年前) |
ミンデル氷期 |
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300,000年前〜 125,000年前 (30万年前〜 12万5000万年前) |
●ホモ・ローデシエンス (ローデシア人) (原人もしくは旧人) (ホモ・ハイデルベルゲンシスと同種とする説もある) ・1921年 南アフリカ、カブウェで頭蓋骨を発見 |
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260,000年前 (26万年前) |
●ホモ・ヘルメイ (フロリスバット人) (原人もしくは旧人) (ホモ・ハイデルベルゲンシスと同種とする説もある) ・1932年 南アフリカで発見 |
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230,000年前 (23万年前) |
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200,000年前 (20万年前) |
原人登場から200万年ぐらい経ったところで ようやく 現生人類であるホモ・サピエンス登場であります ●ホモ・サピエンス ホモ・サピエンス・サピエンスの直接の祖先 (ミトコンドリア・イヴ) (31万5千年前の可能性あり) ・2003年 アフリカ、エチオピアのヘルトで15万年前〜14万5千年前のものとみられる頭蓋骨を発見 ・2008年 1967年にオモ川下流域発見された頭蓋骨の一部(オモ1号・オモ2号)を再分析したところ、19万年前のものとみられることが発表された(発見当時は13万年前のものだとみられていた) ・2017年 アフリカ北西部、モロッコのジュベル・ルイードの鉱山で、1961年〜1962年に人骨や石器を発見。当時は、発掘された地層の年代特定ができず、それらは4万年前ぐらいのネアンデルタール人のものだろうと思われていた 2004年、古人類学者のジャン・ジャック・ユブラン氏が、許可を得てジュベル・ルイード遺跡の再発掘を開始。 多数の石器、火を使っていた痕跡、下顎骨、頭蓋骨などが発見される。 加熱されたと思われる石器を「熱ルミネッセンス年代特定法」で測定した結果、31万5千年前のものであったと科学誌「ネイチャーで発表された |
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180,000年前〜 130,000年前 (18万年前〜 13万年前) |
リス氷期 |
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160,000年前 (16万年前) |
●ホモ・サピエンス・イダルトゥ [人・賢い・年長者] (ヘルト人) (新人) 現生人類ホモ・サピエンス・サピエンスの直接の先祖とみられている ・1997年 アフリカ、エチオピアのアファール低地、アワッシュ川中流域(ヘルト・ボウリ)で3つの頭蓋骨を発見 |
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130,000年前 (13万年前) |
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100,000年前〜 60,000年前 (10万年前 〜6万年前) |
●ホモ・エレクトゥス・ソロエンシス (ソロ人) (ホモ・ネアンデルターレンシス・ソロエンシス) (原人もしくは旧人) ジャワ原人の直系の子孫である可能性が高いとされている (アボリジニ/オーストラリア原住民につながる可能性もあるかもしれない?) ・1931年 東南アジア、インドネシアのジャワ島、ガンドン遺跡で発見 |
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100,000年前〜 50,000年前 (10万年前〜 5万年前) |
●丁村人 (ホモ・サピエンスに属する新人) ・1954年、1976年9月 中国、山西省襄汾県丁村で発見 |
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100,000年前〜 50,000年前 (10万年前〜 5万年前) |
●ホモ・フローレシエンシス (フローレス人) (フローレス原人) (7万4千年前〜1万5千年前とするも説あり) (発掘された石器から見ると19万年前〜5万年前前後だとする説もあり) ・2003年、2005年 東南アジア、インドネシアのフローレンス島の洞窟で身長1mほどの小型人類の骨化石と石器を発見 |
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70,000年前〜 15,000年前 (7万年前〜 1万5000年前) |
ヴュルム氷期(最終氷期) (終った時期を1万年前前後とする説もある) |
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41,000年前 (4万千年前) |
●ホモ・サピエンスsspデニソワ (デニソワ人) (旧人) (ホモ・サピエンス・アルタイ) (ネアンデルタール人との交雑があったとする説あり) ・2008年 ロシア、西シベリアのアルタイ山脈デニソワ洞窟で発見 |
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40,000年前〜 10,000年前 (4万年前〜 1万年前) |
●クロマニョン人 (ホモ・サピエンスに属する新人) コーカソイド直接の祖先の可能性が高い ラスコー、アルミタラなどの洞窟壁画が有名 ・1968年 西ヨーロッパ、南フランスのクロマニョン洞窟で発見 その後、ヨーロッパ各地やアフリカ北部地域などで多数発見されている |
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40,000年前 (4万年前) |
●マンゴマン (マンゴ人) (ムンゴマン) (ホモ・サピエンスに属する新人) 火葬された形跡も発見されている (4万2千年前という説もある) ・1974年 オーストラリア、ニューサウスウェールズ州マンゴ国立公園で発見 |
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32,000年前 (3万2000年前) |
●山下洞人 (ホモ・サピエンスに属する新人) ・1968年 日本、沖縄県那覇市山下町第一洞窟遺跡で発見 |
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30,000年前〜 (3万年前以降) |
●サキタリ洞遺跡群 (ホモ・サピエンスに属する新人) 貝の加工品などの道具も発掘され、それらの道具類は2万3千年前〜2万年前のものとみられている ・2010年 日本、沖縄県南城市サキタリ洞遺跡で人の歯の化石と石器(1万2千年前のものとみられる)が発見 ・2013年 8千年前のものとみられる土器(押引文土器)発見 ・2014年2月 貝を加工した道具と人骨発見 ・2014年12月 9千年以上前のものとみられる埋葬された形跡のある人骨発見 ・2016年 2万3千年前のものとみられる貝で作られた釣り針発見 3万年前のものとみられる人骨発見 |
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27,000年前〜 10,000年前 (2万7000年前〜 1万年前) |
●白保竿根田原洞窟遺跡群 (ホモ・サピエンスに属する新人) ・2007年 日本、沖縄県石垣市(石垣島)白保竿根田原洞窟で、2万年前のもの、1万8千年前及び1万5千年前の人骨が発見される ・その後、2010年まで 10点の人骨が発見され、そのうちの4点は約2万年前〜1万年前とされた ・2012年〜2016年 2万7千年前のものとみられる人骨発見 埋葬されたと思われる形跡のものも発見 |
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26,800年前 (2万6800年前) |
●ピンザアブ洞人 (ホモ・サピエンスに属する新人) ・1979年 日本、沖縄県宮古島市(宮古島)上野豊原ピンザアブ洞窟で発見 |
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22,000年前〜 20,000年前 (2万2000年前〜 2万年前) |
●港川人 (ホモ・サピエンスに属する新人) ・1967年〜1970年 日本、沖縄県島尻郡具志頭村港川の海岸に近い石切り場で発見 |
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20,000年前〜 15,000年前 (2万年前 〜1万5000年前) |
●下地原洞人 (ホモ・サピエンスに属する新人) ・1978年、1982年、1986年 日本、沖縄県島尻郡具志川村の下地原洞窟で発見 |
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18,000年前〜 14,000年前 (1万8000年前 〜1万4000年前) |
●北浜人 (ホモ・サピエンスに属する新人) (北浜原人) ・1962年 日本、静岡県北浜市石清水採掘場根堅洞窟で発見 |
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15,000年前 (1万5000年前) |
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14,500年前〜 11,500年前 (1万4500年前〜 1万1500年前) |
●馬鹿洞人 (レッド・デア・ケイブ・ピープル) (アカシカ人) (新人の特徴も併せ持つ旧人) ・1979年 中国、広西チワン族自治区の隆林洞で頭蓋骨の一部を発見 ・1989年 中国、雲南省の馬鹿洞で人骨を発見 |
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●ホモ・サピエンス・サピエンス |
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現在 |
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北京原人〜現在までの年表(猿人誕生〜現生人類登場までの年表-別図) ![]()
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ホモ・サピエンス 登場してから20万年しか経ってないんです (35万年前ぐらいという説もあるそうですけどね) (200,000年) 地球誕生から45億9980万年後 (4,599,800,000年) 生命誕生から39億9980万年後 (3,999,800,000年) ↑ 桁の違いをよく見てくださいね 現生人類であるホモ・サピエンスが登場したのは 地球の歴史からみればつい最近なんです (文字でピンとこなかったら上の方にいくつかある年表を見てください) すさまじい年月を経て 奇跡的に誕生した現生人類(ホモ・サピエンス)は 知恵を武器に20万年生き抜いてきました 一個体の寿命50〜100年 それを紡いで20万年 植物や生物(貝殻や骨)や石を道具として使うことから始まり それを加工する技術を得て 道具の精度を高めることをあきらめず 科学力も身に着け 車なんか作っちゃって、どんな生き物よりも早く移動できるようになり 飛行機なんかも作っちゃって、空も飛んじゃう 潜水艦なんて物も作っちゃって、深海にさえ行っちゃう 1000メートルの高さの建築物さえ造り出し 大気圏を超えて宇宙にまで飛び出しちゃう こんな生物は人類だけです ただ 文明や科学を手にしたのは ホモ・サピエンスの歴史約20万年の中の 1万年(もしくは5千年)以内の出来事です ちなみに 歴史全体、 近年の様々な技術の進歩・進化によって 内容は変化しています 各国の経済レベルの向上や DNAなどの科学力 発掘調査の技術レベル、ノウハウの構築 そういったものの兼ね合いで 新たな発見・研究が出てきては 歴史年表を書き換えています 私が義務教育を受けていた頃は 「ネアンデルタール人が進化してホモ・サピエンスが生まれた」 と、言われていたが 1980年代になって 「DNA解析の結果、ネアンデルタール人はホモ・サピエンスとは別系統の人類だということが解った。 なので、混雑することは遺伝子学上無理であり、ホモ・サピエンスの祖先とは言えない」 と発表されたことがあった このように 新たな研究・発見・発表で真逆の情報に変わってしまうことがある その情報に触れる機会が無ければ 真実を知らないまま 間違った情報を持ち続けてしまうのである ちなみに ネアンデルタール人については、 2000年代になってから 「現生人類にネアンデルタール人の遺伝子が数%混入している」 という発表があった このことは ホモ・サピエンスとネアンデルタール人が混雑していたことを意味し この2種は混血(交雑)できうる系統だということになる 「ホモ・サピエンスとネアンデルタール人が混血して コーカソイド(白人)になった可能性が高い」 らしい 歴史の多くは推論 全てが正しいわけではない と言っても 全てが間違っているわけではない 先入観にとらわれず ニュートラルな感覚で読み解くことが 重要だと思う それが 45億年かけて 進化した生命が獲得した 知恵 というものなのだから |
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2020年2月24日記 | |||||||||||||||||
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